ターンキーで対応する工程
設計データから測定済み基板の納品まで、中間の工程はすべて当社が担当します。
部品調達
正規代理店・フランチャイズ経路で調達し、長納期や生産終了品は着手前に提示し、代替案をご提案します。
基板製造
実装注文と同じ積層構成・表面処理で製造するため、バッチ全体でインピーダンスとはんだ付け性が揃います。
SMT・スルーホール実装
01005から15 mm高さの部品まで対応する高速SMT線と、ウェーブおよびセレクティブはんだでミックス実装に対応します。
テスト・検査
全数にAOI、BGA・QFNにX線検査。ご希望に応じてICTまたは機能テストを行います。
お問い合わせ時にご用意いただくもの
ターンキー見積の精度は資料一式で決まります。価格の大半を左右するのは 4 種類のファイルで、まとめてお送りいただければ確認の往復を一巡減らせます。
部品表(BOM)
メーカー型番、リファレンス、数量、許容できる代替品を記載した Excel または CSV の BOM。重要品目は明記してください。無断で差し替えることはありません。
Gerber とドリルデータ
RS-274X の Gerber と Excellon のドリルファイル、可能であれば元の CAD または ODB++ も。層数、スタックアップ、表面処理は推測せず明記してください。
試験・品質要件
AOI のみか、BGA の X 線検査、ICT、治具を使った機能試験が必要か。試験仕様は価格と納期の両方に影響するため、最初のご連絡でお知らせください。
機構・梱包データ
筐体図面、面付けの希望、ラベル規則、貴社倉庫が求める梱包基準。これがないと完成したロットが受入検査で止まります。
ターンキー発注の流れ
4ステップ、窓口は一つです。
- 1
BOMとGerberを送付
BOM、Gerber、実装図をアップロードください。パッケージとBOMを照合し、当日中に質問を返信します。
- 2
DFMレビューと見積
フットプリント、ソルダペース開口、面付け、部品供給性をまとめたDFMレポートと、固定価格・納期をご提示します。
- 3
調達と製造
入荷後に部品をキットして検査し、ソルダ印刷、マウント、リフロー、スルーホールはんだの工程に進みます。
- 4
テストと出荷
合意した計画に基づき全数を検査・テストし、トレーサビリティ記録と共に出荷します。
ターンキー実装の仕様
下記は標準工程範囲です。これを超える設計は、見積前にご相談ください。
| 最小部品サイズ | 01005 (Imperial) |
|---|---|
| 実装精度 | ±0.035 mm |
| 最大基板サイズ | L810 × W490 mm |
| 基板厚 | 0.1 - 4.0 mm |
| 基材種類 | Rigid PCB, FPC, Rigid-Flex, Aluminum |
| 最小部品間隔 | 0.25 mm (QFP/QFN/BGA) |
| 日産能 | 7-8 M points |
| 標準納期 | 1-3 weeks |
支給品方式からターンキーへ移る理由
支給品方式では 1 枚の基板が複数のサプライヤに分かれます。ターンキーは製造全体を 1 枚の発注書にまとめ、問題が起きたときの動き方も変えます。
欠品の責任者が 1 人になる
部品が欠けると、支給品方式では貴社・代理店・実装会社の三者交渉になります。ターンキーなら追うべきサプライヤは 1 社、守るべき日程も 1 本です。
代替品はエンジニアが判断する
データシート、フットプリント、回路を照合したうえで代替案を提示します。貴社は 1 行を承認または却下するだけで、代理店リストを自ら選別する必要はありません。
基板に触れる人の数が減る
部品は実装・試験を行う同じ建屋内で検数、保管、BOM 通りに出庫されるため、ハンドリング傷やリール混在のミスが減ります。
ターンキー実装のよくある質問
見積に必要なファイルは?
製造元品番号と参照番号付きのBOM、Gerberファイル、マウントデータです。実装図やテスト仕様があれば助かりますが、初回見積では必須ではありません。
部品はどちらが調達しますか?
ターンキーでは当社が調達します。在庫や定店がある場合は支給実装も可能で、どちらも同じ線で対応します。
生産終了品や長納期品はどうなりますか?
発注前のDFMレビューで提示します。承認代替品、最後購入(LTB)、支給のいずれかをご選択ください。
最小発注数量は?
数枚からの試作に対応し、数量が増えるほど単価は下がります。試作見積と量産見積を並行でご依頼ください。
